カスタムFISHプローブ製作
DNA断片、PCR産物、cDNA、BACクローンなどからFISH解析用プローブを作製いたします。ご希望の蛍光色素で標識することができます。
遺伝子領域を検出するプローブ例
遺伝子領域の欠失解析やGain-Loss解析等にご利用頂けます。欠失によりプローブシグナルが消失します。
転座解析用Break/Apartプローブ例
染色体転座のBreak pointをはさんだ2つのプローブです。正常細胞では2つのプローブシグナルが近接していますが、転座により2つのシグナルは離れます。
NCCオンコパネル対応表
国立がん研究センターが開発した日本のがんゲノム医療のための国産がん遺伝子パネルでの当社既製作プローブ一覧(黄色枠内遺伝子)
全ての遺伝子についてカスタムプローブ製作可能です。
ご注文方法
- FISHプローブ用のDNAとしてDNA断片、PCR産物、cDNA、PAC、BAC等を用いることができます。プローブ作成用のDNAは市販のDNA精製キットにより精製したものをお送り下さい。
- 文献等をご参照の場合や特定部位の転座解析をしたい場合などお手元にプローブ用DNAをお持ちでない場合、ご相談頂ければBACライブラリーより最適なBACクローン選定のアドバイスをいたします。クローンをご購入の上当社までお送り下さい。
- ご希望の標識化合物*(FITC、RhodamineまたはBiotin)をご指定下さい。
- DNAをお送り頂いた場合、染色体標本上での性能検査**をし1週間程度でお届けします。
- BAC・PACクローンをお送り頂いた場合、大腸菌の培養、DNA精製の工程が入りますのでプローブ製作に2週間を必要とします。DNAをお送りいただいた場合と同様に性能検査をしてお届けします。
- プローブ価格は材料や蛍光色素によって異なりますのでプローブ詳細とともにお問い合わせ下さい。
*プローブサイズによってはおすすめしない標識化合物もあります。その他の化合物での標識もお受けいたしますのでご相談下さい。標識化合物によっては別途料金がかかる場合もあります。
**動物種によっては性能検査用のコントロール細胞をご用意いただく必要があります。
FISHプローブ、FISH関連試薬の製造販売は株式会社クロモサイエンスが担当いたします。