マウスXY染色体
FISHプローブ
移植組織においてオス・メス細胞の識別ができます。ドナーがオス、レシピエントがメス移植実験系においてドナー細胞をY染色体プローブシグナルで検出します。また、X染色体特異的プローブのサイズを小さくしておりますので、細胞融合の検出(4倍体、XXXYシグナル)も容易です。
マウス正常細胞でのシグナル検出
Y染色体プローブは検出しやすいようにペインティングプローブを用いておりますが、X染色体用プローブは細胞融合の検出がしやすいようにテロメア付近の約0.5Mbの配列より作成したプローブを用いております。間期核ではY染色体プローブは大きく明るいシグナルで検出され、X染色体プローブは小さくシャープなシグナルが得られます。
黄色:Y、赤:X
マウス肝臓での移植細胞の検出例
メスの肝臓にオスの細胞を移植したパラフィン包埋切片での解析例です。黄色いY染色体プローブのシグナルが得られる移植細胞が確認できます。移植細胞では赤いX染色体プローブのシグナルとY染色体のシグナルが1つずつ確認できますが、レシピエントの細胞では1つの細胞に3つ以上のX染色体由来のシグナルが観察される多倍体化した細胞も確認できます。
黄色:Y、赤:X
マウス肝臓での移植細胞の検出例
メスの肝臓にオスの細胞を移植したパラフィン包埋切片での解析例です。黄色いY染色体プローブのシグナルが得られる移植細胞が確認できます。移植細胞では赤いX染色体プローブのシグナルとY染色体のシグナルが1つずつ確認できますが、レシピエントの細胞では1つの細胞に3つ以上のX染色体由来のシグナルが観察される多倍体化した細胞も確認できます。
黄色:Y、赤:X
価格
(消費税別途)
FISHプローブ
(Y:FITC X:Cy3 or Red)
(100μl)
*カスタムラベルも承っております。プローブDNAをご希望の蛍光色素でラベリングいたします(別途料金が必要です)。
*本プローブはメタフェーズでの検出は保証しておりますが、組織切片では固定方法や組織の種類により十分な強度のシグナルを得られない場合があります。
FISHプローブ、FISH関連試薬の製造販売は株式会社クロモサイエンスが担当いたします。